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お茶と水の関係についての考察

kousui-1今日は、お茶と水の関係について考えてみたいと思います。皆さんは、普段お茶を淹れる時にどのような水を選んでいますか?こんな質問をすると良く返ってくる答えに「私はミネラル・ウォーターを買ってきてそれを使って淹れています。」と。確かに水道水と比べるとなんだか美味しく入れられそうな感じがしますよね。
しかし、ここで気をつけなければならないことがあります。皆さん、硬水と軟水という言葉を聞かれたことがありますか?実は、皆さんがお茶を淹れるのにこだわって美味しい水だと考えていらっしゃるミネラル・ウォーターには、硬水と軟水があるのです。日本のミネラル・ウォーターのほとんどは軟水と思ってよいのですが、輸入されたヨーロッパなどのミネラル・ウォーターは硬水が多いのですね。私達日本茶インストラクターは、「硬水ではなく軟水で淹れたほうが美味しく淹れられますよ」とご説明しています。



kousui-0これからそれがどうしてなのかについてご説明しましょう。この硬水と軟水。一言で言えば、硬水とは、マグネシウムやカルシウムなどのミネラル分が豊富に含まれている水のことで、逆に軟水とは、ミネラル分が少ない水のことを言います。その基準には硬度というものがあり、高度が100以上のものを硬水、100未満のものを軟水として区別します。今回は、硬水とお茶の関係についてみていくために、ヴァットヴィレールという硬度が624の超硬水を使うことにしました。 このミネラル・ウォーターは フランス東部、アルザス地方のヴァットヴィレール源泉の天然水です。


kousui-2硬水で淹れると茶葉が開いていないのが分かっていただけると思います。


kousui-3手前は、釜炒茶(釜炒り製玉緑茶)、向こう側は、煎茶をそれぞれ硬水で淹れてみると明らかに水色が薄いのが分かっていただけると思います。


kousui-4その結果、抽出液である茶湯の香りも水色も味もお茶葉が十分でも薄くなってしまいます。写真でも茶殻があまり開いていないのが良くお分かりいただけると思います。


kousui-5もっとわかりやすくするために軟水で淹れたものと比較してみましょう。その差は歴然です。


※それから、皆様にお願いなのですが、6月上旬を目途に現在ライブドアで運用しています、このブログを全面的にHPの中に移行すべく準備中です。つきましては、現在リンクを貼って下さっている皆様にブログのURLのご変更をお願い致します。
新しいURLは、http://www.biroen.co.jpになります。ご面倒をおかけして申し訳ございませんが、どうぞよろしくお願いいたします。
具体的な日程が決まりましたら、またご連絡をさせていただきます。どうぞご理解のほど宜しくお願い致します。

コメント

水の味はどれも大差が無いとタカをくくっていた頃があったのですが、大好きなラーメン屋さんが移転新築をした時に、どうしても水の臭いが気になっておいしく感じられなかった時期がありました。
それから水って、大事な味の決め手なんだな…と思うようになりました。
お茶は普通の料理以上に水の味、香が大きくものを言うのでしょうね。

加藤です
 こんばんは、硬水と軟水の比較の話、面白いと思いました。
 お茶をたてるときも結構、差が歴然なんですね。

晶子様

>それから水って、大事な味の決め手なんだな…と思うようになりました。
お茶は普通の料理以上に水の味、香が大きくものを言うのでしょうね。
★またいつかお話したいと思いますが、硬度以外にもアルカリ性や酸性の水を使うとどうなるのか、鉄分が多いと、などなど水とお茶の関係は切っても切れない関係があるのですよ。

お茶は、ミネラルウォーターじゃだめなんですねぇ〜!初めて知りました。いつもいつも勉強になるお話ありがとうございます。

加藤忠宏様

>こんばんは、
★こんばんは。

>硬水と軟水の比較の話、面白いと思いました。
 お茶をたてるときも結構、差が歴然なんですね
★意外と見落とされがちなのですが、とても重要な要素なのです。コーヒーや紅茶と違って、ミルクや砂糖を足したりして味の調整をすることができません。

TAKA様

>お茶は、ミネラルウォーターじゃだめなんですねぇ〜!初めて知りました。

★ミネラル・ウォーターにも硬水と軟水があるので、軟水であればOKですよ。

>いつもいつも勉強になるお話ありがとうございます
★ありがとうございます。お役に立てれば嬉しいですね。

硬水、軟水で茶葉の開き方が違うって知りませんでした。
水って大事ですね。
おいしい安全な水を水道の蛇口から飲めなくなった今、我が家は製水器を使っています。
出かける時も水や手作りのお茶(ほうじ茶)を持って歩くことが多いです。
晶子様のように外食した時カルキくさい水が出てきた場合、料理にもそれが使われていると思うので、ちょっとがっかりします。
旦那さま
紅茶は硬水、軟水、どちらがいいのでしょうか。

赤ちゃん堂店長様

>水って大事ですね。
★日本では、水と空気はただで当たり前という時代から、まだ空気は別にして美味しい水はお金を出さないと手に入れられなくなってきましたね。
>カルキくさい水が出てきた場合、料理にもそれが使われていると思うので、ちょっとがっかりします。
★本当ですね。折角のお料理が台無しになんてこともありますね。

>紅茶は硬水、軟水、どちらがいいのでしょうか
★基本的には、軟水なのですが、渋みの強い紅茶の場合には、むしろ硬水を使って、逆に渋みを抑えるといったことも出来ます。でも香りも抑えられてしまうのでそのさじ加減が難しいですね。同じ紅茶でも軟水と硬水で入れ分けてご自分の好みを見つけても面白いかもしれませんよ。意外と新しい発見があるかも。でもしっかり沸騰させれば、水道水でも十分だというお話をまたいつかしましょう。

はじめまして、やいちんさんのブログから飛んできました。
私も紅茶が好きで、一日に4杯ぐらい飲むのですが、水によって味にも差が出るんですね、知らなかったです。

私は青森なので水には恵まれていると思うのですが、それでも家の水道水と私の友人のいる村の地下水では美味しさが違います。

また時々おじゃましまーす♪

あげた様

>はじめまして、やいちんさんのブログから飛んできました。
★はじめまして。ようこそおいでくださいました。大歓迎です!

>私も紅茶が好きで、一日に4杯ぐらい飲むのですが、水によって味にも差が出るんですね、知らなかったです。
★実は私もこの仕事を引き継ぐ前は、日本茶よりも紅茶のほうが詳しいくらいだったのですよ。もちろん今も大好きです。


>私は青森なので水には恵まれている…家の水道水と私の友人のいる村の地下水では美味しさが違います。
★青森だったらお水は美味しそうなイメージがありますが、そうなんですね。
宮崎も以前と比べると水が悪くなってきたような気がします。お茶と水は切っても切れない大切な関係があります。

>また時々おじゃましまーす♪
是非是非お越しくださいね。お待ちしています。

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