毎回ご好評をいただいております中国茶会もおかげさまで今回の開催で第5回目を迎えます。ですが、毎回HPでお知らせする前に満席になってしまい、参加したかったのにと多くの皆様にご迷惑をおかけしておりました。今回は、宮崎の月刊情報誌「タウンみやざき9月号」(8月27日発売)に掲載していただく運びになりました。
そのため、今回は開催ご案内は、事前にさせていただきますが、参加ご希望ご予約を9月1日午前10時よりお電話のみ(0985-22-2836)にて受付させていただくことになりました。メール並びに携帯でのお申込みは出来ませんのでどうかご了承願います。今までと違う受付方法になり、毎回ご参加くださっている皆様にはご不便をおかけしますが、どうかご理解のほどよろしくお願いいたします。
「ヌーベルシノワ」とは、1970年代に広まったフランス料理のスタイル「ヌーベルキュイジーヌ」に影響を受けたといわれ1980年代の香港で始まったとされる新しい中華料理のスタイルです。
名前の由来は、フランス語で “新しい” を表す「nouvelle(ヌーベル)」と “中国の” を表す「chinois(シノワ)」を合わせたもの。
料理を大皿に盛りテーブルの中央に置く従来の中華料理のスタイルとは異なり、各料理を西洋風に美しく盛り付け、コース料理のように提供するのが特徴的。また、油の使用量を減らして、素材の味を活かすように調理することも特徴のひとつです。
「ヌーベルキュイジーヌ」は、「フランス料理の帝王」とも呼ばれたポール・ボキューズ氏によって大成されました。それまでのフランス料理は、宮廷料理をベースにした「こってり・濃厚な」味付けを特徴とする料理でした。そんな「伝統的で王道な料理体系」に対する反動として生まれたのが、ヌーベルキュイジーヌだったのです。
油分を抑えたさっぱりとした味付け、徹底的にこだわられた芸術的な盛り付けなどは、それまでの伝統的なフランス料理には見られない、革新的なアイデアでした。一方で、ヌーベルキュイジーヌが持つそれらの特徴は、和食の影響を色濃く受けたともいわれています。ヌーベルキュイジーヌを大成した前述のポール・ボキューズ氏、従来とは異なる新しいフランス料理を作りたいと思っていた彼は、あるとき日本の懐石料理と出会います。
懐石料理には「新鮮な食材を使い、その持ち味を尊重する」「季節や料理に応じて盛り付けの器を変える」という特徴があります。そこに刺激を受けた彼は、自身の料理にもそれを活かし、ヌーベルキュイジーヌの形を作り上げました。
和食の影響を受けたヌーベルキュイジーヌをヒントにして、ヌーベルシノワが生まれた……このように、和食のDNAはヌーベルキュイジーヌに受け継がれ、時と国境を越えてヌーベルシノワにも影響を与えているのです。
【WEBライター いとう まさと氏 macaroniより出典】
ご存じの通り、中国茶は、緑茶、白茶、黄茶、青茶、紅茶、黒茶に花茶とバリエーションに富んでいるのが特徴です。どんなタイプのお料理にも必ずマッチするお茶がございます。中国茶コーディネーターの資格を持つ店主自らがお料理に合ったお茶をご提案し、皆様に楽しんでいただくという企画です。
今回、ヌーベルシノワまさ様にご提案いただきますのは、和食の影響を色濃く受けたヌーベルキュイジーヌの発想から生まれた新感覚中華、旬の食材を使ったお料理になっております。(写真は、イメージになっております。)
メニュー並びにティーメニューは当日のお楽しみです。
新感覚中華と中国茶のコラボレーションを楽しむこの企画にぜひご参加ください。
【日時】2025年9月28日(日) 12:00~14:00(受付 11:30~)
【場所】ヌーベルシノワまさ
【参加費】4,000円(税込み)限定18名様【完全予約制】
ヌーベルシノワまさ
Instagram @nouvelle_chinois_masa
〒880-0916 宮崎県宮崎市恒久974-4 (赤江中学校前 P9台有)
TEL0985-66-1188
参加ご希望の方は、宮崎美老園(TEL 0985-22-2836)まで。